銚子電鉄の写真素材

銚子電鉄のスローガンでもある「絶対にあきらめない」というフレーズ。これは赤字ローカル線を公言している銚子電鉄が、度重なる経営危機を乗り越えてきた経緯から発生したものです。この2002号は、2014年に笠上黒生駅での脱線事故によって走行不能に陥りましたが、沿線の『千葉県立銚子商業高等学校』がクラウドファンディングによって資金を募り、修繕によって復帰しました。2022年にも故障が発生しましたが、伊予鉄道、京王重機整備のサポートによって運行に返り咲きました。まさにスローガンを体現しているような、皆に支えれた「不死鳥」がなお現役です。

撮影地：銚子電鉄 笠上黒生〜本銚子間
撮影日：2023-12-9

銚子の観光を楽しんだ日の帰路、すっかり夕暮れに包まれた銚子駅のあかりが列車を包み込みます。銚子駅はJR線と銚子電鉄が同じホーム上で接続している構造です。銚子電鉄では車内で乗車券を買うことができ、一日乗車券を買えば乗り降りが自由になります。また、JR線を通常の切符、または交通系ICカードで来た場合は一度駅改札で清算が必要ですが、JR連絡乗車券を使えば乗り換えがスムーズになります。

撮影地：銚子電鉄 仲ノ町〜銚子間
撮影日：2019-7-18